日本には無いメキシコ食材『huazontles』

たまにスーパーの野菜売り場で見かける、日本では見た事の無い怪しい野菜。

普段なら、なかなか知らない食材は手には取らないのですが…

 

たまたま子供達の家庭教師の先生宅で、料理上手の先生の旦那さんにご馳走になったのを機会に、今回試しに挑戦してみる事に。

[ huazontles ]は、キヌアやアマランサスの仲間でメキシコでは古く、アステカの時代から食されていた様です。

 

ビタミン、ミネラルが豊富で鉄、リン、カルシウムも含まれています。

キヌアやアマランサス同様、栄養価が高いのが特徴です。

 

国内産地はオアハカやプエブラで主に栽培されています。

初夏から夏が収穫時期。

メキシコのスーパーに並ぶのも、この時期になります。

 

メキシコは、チアシードを始めアマランサスも昔から貴重な食材とされていて、スーパーフードを呼ばれる食材が豊富です。

 

健康的な料理と言うイメージはあまり無いメキシコ料理ですが、実は栄養価の高い食材も使っていて結構、健康的な料理も多いと感じます。

 

メキシコ人の冷蔵庫には、トマトやレモン、アボガドは常に入っている感じだし、他にパクチーも良く食べます。 これだけ聞くと、とても健康的。

旦那さんにご馳走になったのは、↑こちら。

ワソントレス「huazontles」とチーズの天ぷらみたいなお料理に、赤トマトのサルサをかけた料理。

 

ワソントレスは味で言うと、菜の花の様な少し苦味のある味。

山菜の天ぷらに似た感じなので、日本人の口にも合います。

 

トマトソースは生の赤いトマトを軽く焼いて皮を剥いた後に、水やチリと一緒にミキサーにかけてサルサソースにします。

 

これはこれで、とても美味しい。

早速、スーパーで見かけたので購入。

 

こちら下処理。

穂の部分を摘み取り、軽く水洗い後、塩水で5分ほど茹でます。

(茎部分は、筋が固いのでなるべく入らない様に注意)

 

その後は、好みで味付けをしたらOK。

私は、素材の味をそのまま楽しみたかったので、ごま油と塩、醤油でナムル風に。

そのまま、ご飯にふりかけの様にして食べてみました。

 

なんか、この苦味のある山菜の風味が懐かしい。

かき揚げなんかにしても美味しいかもしれません。

 

今までは、中々手に取らなかった食材でも、挑戦してみると口に合う食材も多いかも…と、メキシコ食材を見直してみる良い機会になりました。