7月末帰国「コロナ禍中」メキシコから日本へ

春からの状況を見つつ…メキシコでは、まだまだ学校の通学は難しく、新学期もオンライン授業での対応がはっきりした事と、長男(10歳)は元々この4月から日本の学校へ通わせる予定だった事もあり、メキシコの学校が夏休みに入った7月末から日本へ戻ってきていました。

子供達と母の私だけですが。

 

コロナの心配がある中で、カンクンからメキシコシティ、そして成田の飛行機移動。

その後に、成田空港でのCPR検査と、その後の2週間自粛生活…。

長かった…。

とりあえず、無事に手続きも終え、2学期から日本の学校生活を満喫しています。

 

今回は、メキシコから成田までの移動について。

私も今回、帰るまでに沢山の方の情報を参考にさせて頂いたので、遅くなってしまいましたが、私の情報もシェアしたいと思います。

カンクン〜日本までの道のり

一時的に日本へ帰る事は決定していたものの、帰るタイミングを決めきれずに様子をみていたけれど、7月末の航空券を購入。

 

「航空券」について。

先が見えず、メキシコへ帰る時期も予想が付かない為、今回は今まで貯めていたマイレージを使って片道の航空券をとりました。

 

こんな時期なのに…マイレージでの特典航空券の利用を対応してくれている航空会社さんには本当に感謝しかないです。

私達の場合、ユナイテッド 航空のマイレージで(メキシコシティ)→(成田)をANAで予約させて貰いました。

カンクンから成田までを、全てマイレージでカバーする事も出来ましたが、その場合はアメリカでの乗り継ぎが2回もあり、飛行機の運行も不安定な事と出来るだけ空港の利用は最小限に抑えたかったのと、やはり安心感のあるANAでというのが理由です。

 

カンクンからメキシコシティは、メキシコのLCCを利用しました。

航空券を分けて取っているので、遅延などが心配で早めにシティに着ける便を選んでいたけれど(メキシコシティでのトランジット5時間30分)時刻通りにカンクン出発。

機内は、コロナの事もあり空いているかと思っていたけど、ほぼ満席…。

夏のバケーション時期でもあったけど、メキシコは国内線はあまり影響なく運行している様でした。(乗客は、ほぼメキシコ人です)

 

*メキシコ国内の飛行機に乗る際に、体温チェックや体調に問題ないかを確認した書類、もしくはスマホで情報を登録したQRコードが必要になります。

空港の出発エリアに入るゲートでチェックがありました。

 

航空券Eチケットの上部に、案内のURLが表示されています。

事前にスマホで必要事項を入力し、出てきたQRコードを保存しておけば大丈夫です。

 

予定通りに早めにシティに到着。

ANAのチェックインカウンターへ向かって、カウンターが開くのを待つ…。

夜中2:30AM発のANA便は、カウンターが開くのが10:00PM位でした。

ANAのチェックインの際も、体温チェックや体調チェックの用紙提出が必要です。

こちらは、用紙をANAのスタッフの方が配ってくれていて、その場で記入しました。

 

カウンターの混雑もなく、かなりスムーズ。

久しぶりの日本人の方の対応で、ほっと一安心です。

 

その後、搭乗時刻まで時間を過ごし、機内に搭乗。

同じ便には、日本人の方が20人程しかいませんでした。

(子供を連れたご家族は私を含め3組)

日によってお客様の数は違うと思いますが、この人数でもキャンセルを一度も出さずに運行してくれているメキシコ-成田間のANA便。

そのお陰でメキシコに居ても、不安少なく日本へ帰る事が出来ました。

本当に感謝しきれない。

 

飛行機の空気に関しても、常に空気を浄化換気して循環されている案内があり、スーパーやレストランとかなんかよりずっと安心。

マスクも食事の時意外は誰も外さないので、心配も少ないです。

CAさんも、気軽に声をかけて下さり、こんな時期に海外から日本へ移動する事に罪悪感も感じていましたが、快適な時間を過ごさせて貰いました。

 

4:00PM 自宅出発

4:20PM 空港到着

6:30PM-9:00PM カンクン-メキシコシティ

10:30PM ANAチェックイン

2:30AM-6:00AM メキシコシティ-成田

成田での検疫について

7月末の時点でも、海外から日本へ入国の際には必ずCPR検査が必須、その後2週間の自粛期間となっています。

7月初めから、鼻ではなく唾液による検査が認められ実施されるとニュースにはなっていましたが、7月25日の時点では、鼻の粘膜による検査でした。

(8月6日から、唾液による検査が実施される様になった様です)

 

私達の時は早朝便だったからか、検査官は1人で年配のとても上手な方でした。

勿論、粘膜を取るので不快感はありますが痛みもなく検査終了。

 

検疫に関する書類はANAの機内で配布してくれます。

1人1枚の記入が必要で、成田到着後に検疫所で1組1組チェックと確認をしてくれます。

 

検疫の後に、入国審査、預け荷物の受け取り、その後に待機場所へ案内してくれます。

空港内ではありますが、待機所は空港のFree WIFIの電波がかなり弱いです。

LINEのメッセージでも、写真はNGで文章のみで、それもギリギリな感じです。

電波を常に受けている状態にはなりません。

電源については、何箇所かあり充電する事が出来ます。

 

待機中は、お弁当や水などが用意されていて、自由に貰う事が出来ます。

他の方で、両替やATMへはスタッフ同行で出る事が出来た様でしたが、コンビニはダメだったと言っていました。

基本、待機所で待っている感じです。

お弁当の内容は、私達の時はフルーツジュースとクリームパン、どら焼きと甘いものが多い内容でした。 

 

空港の検疫でお世話をして下さる方も皆、丁寧な対応をして下さり、改めて日本へ帰ってきて心が落ち着いた気持ちになりました。

検査結果の知らせの後は、その場で開放となりました。

 

6:00AM 成田到着

6:15AM CPR検査・書類チェック(待ち時間なくスムーズ)

6:40AM 入国

6:45AM 荷物受け取り

7:00AM 待機場所

1:45PM 検査結果

 

私達は検査結果を待ってから、千葉の父に迎えをお願いしていたので約7時間程、空港で検査結果待ち。

その後、千葉の実家に滞在するのも不安だった為、千葉の民泊に6日程滞在。

民泊はAirbnbで、事前に海外からの帰国者である事と、事情を説明して宿泊予約をさせて貰いました。

(空港で陰性でも、移動中に感染していたら後日、発症する心配があったので様子見の為)

 

宿泊していた民泊は、安く滞在出来る場所で探したので、6日で4万弱の滞在費。

お部屋も綺麗でWIFI完備、キッチンやお風呂も綺麗でとても快適でした。

駅にも近く、神社や川もあり散歩にもピッタリ。

お部屋が2階となり、荷物を運ぶ手間はかかったけど、とても快適な6日間になりました。

その後は、また父に迎えに来て貰い滋賀の山にある家へ送って貰い残りの自粛期間を過ごしました。

 

2週間の自粛期間中の滞在費用は自己負担となる為、自宅が到着した空港近辺に無い方はかなり大変です。 移動も公共交通機関は使えず、コロナ対策のされたハイヤーかレンタカー、もしくは家族や友人のお迎えのみ。

私も、関西までの移動を自分で運転してレンタカーにするかも悩みましたが、慣れない道の長距離運転の不安もあり、父が送ってくれる事になりました。

 

 

 千葉から滋賀の家まで、運転に慣れた父でも7時間弱。

父の車は、犬達と旅行へ行く為にキャンピングカー仕様なので快適なんですが…それでも、大変な移動でした。

 

そして2週間の自粛期間は、なるべく外に出なくても良い様にと食料も事前に用意し、1日1回の散歩のみ出る様にしていましたが、メキシコで子供は、基本的に外に出る事が出来なかったので、それに比べるとかなり自由になった気持ちがします。

 

8月6日から海外帰国者のCPR検査が唾液チェックで出来る様になった様なので、成田空港での待機時間は短くなったと思いますが、海外から日本までの道のりは長く感じると思います。

ただ、帰ってきて日本の生活に馴染んでくると、メキシコよりも感染対策に関してはゆるく感じる所もあり、日本は自己判断で気をつけている部分を多いなと感じます。

 

久しぶりに、日本での滞在が長くなるのと、子供達の生活も日本の学校が中心となるので成長が楽しみです。

コロナ禍が落ち着き、海外旅行が楽しめる時がくるまで(カンクンの仕事が戻るまで)暫くは日本での生活となりますが、恋しいメキシコ情報を少しずつアップしていきたいと思います。